作業工程01
製作ラインの決定。
銀の地金925の板にマジックで切り出すラインを記入します。普通はケガキで線を入れるのですが・・・
年齢的にラインが見えにくいので私は、細めのマジツックを使用しています。
厚み2mmの地金を使用。
作業工程02
ラインに沿って糸鋸で切り出します。
真っ直ぐ引くときに力を要入れリズミカルに切り出します。
鋸刃は0番を使用鋸刃を、少し強めに張って使うとうまくいきます。
支える左手がかなり疲れます。無理な力を入れると鋸刃が折れるので注意が必要です。
作業工程03
ヤスリにてラインを整えます。
ヤスリを斜めにあてがい、ヤスリは前方に真っ直ぐ押すように使います。
この時も支える左手がかなり疲れるので、根気よく、納得いくラインが出るまで、ひたすら削ります。
糸鋸での切り出しが上手く出来ていれば、それ程削ることも無いです。
作業工程04
ヤスリがけが終わり土台の上にトルコ石とサンゴをレイアウト全体のバランスを考えフェザーの大きさを割り出し次の工程に進む準備をします。
厚み2mmの地金を使用。作業工程05
トルコ石とサンゴを土台に取り付ける為のふくりんを製作します。
それぞれの素材にあわせた巾の物を囲む長さにカットしバーナーで赤くなるまで熱し、これを水に入れると焼きなましと言い、シルバーが柔らかくなります。
作業工程06
柔らかくなつたパーツをヤットコでトルコ石に沿うよう丸めトルコ石とサンゴを土台に取り付ける為のふくりんの製作準備をします。
少し長めのものを石に沿わせてから、余分な分をカットします。
作業工程07
トルコ石に沿うよう丸めたふくりんをつなぎ合わせる作業を行います。
切り口にフラックスを塗り銀ロウを置きロウしバーナーで熱し、ふくりんを完成させます。
ふくりんを溶かさないように熱コントロールします。
作業工程08
続いて飾りのフェザーを作ります。
レイアウトから割り出したサイズの大きさに地金をカットし、芯の部分の銀線をロウ付けしここでは、大雑把に形を作っておきます。
私は、地金の端材を利用します。
作業工程09
続いてフェザーをリアルにする為自作の刻印で羽根のマテリアルを細かく打刻していきます。
焼きなましの状態ですので綺麗に打刻できます。羽根のマテリアルを思い浮かべ丹念に仕上げます。
作業工程10
自作の刻印で羽根のマテリアルを細かく打刻し裂け目を糸鋸で入れヤットコで反りを入れよりリアルにします。
ヤスリで整え、リューターで仕上げておきます。
2種類のフェザーを作りました。
作業工程11
土台の地金にインディアンチックな刻印を打ち装飾します。
フェザー・ふくりんを最終レイアウトし、全てをロウ付けします。
これで土台が完成です。
作業工程12
トルコ石・サンゴをはめ込みふくりんを削りインディアンチックにしていきます。
石止めを完成させたら、それらしくなったとおもいませんか?
インディアンの血が騒ぐ瞬間?
作業工程13
より刻印・フェザーのマテリアルをはっきりさせる為に銀を燻します、燻すとは・・・・
銀を酸化させて黒くする事、私は、薬局でムトーハップを購入しお風呂に入れず・・・
銀を燻しております。
作業工程14
リューターにて細部まで磨き明暗を付け全体にメリハリを出します。
お客様の要望でオールドな仕上がりに致しました。
上下にシルバーのリングを取り付けキーホルダーを完成させました。