作業工程01
デザイン打ち合わせにより蝶にフレアーを施しセクシーな女性と組み合わせて欲しいとの要望にイラストの下絵を描きそれをトレーシングペーパーに書き写す。実寸サイズがベストです。
作業工程02
カービングするウォレットの革を裁断し、下準備として革の裏に伸び止め用のシートをはります。
専用の物が無い場合は、ガムテープなどでも代用できます。なるべく粘着力の弱いものをお進めします。
作業工程03
カービングするウォレットの革に水を含ませます。スポンジやタオルなどで数回にわたり水を浸透させます。
全体に満遍なく多目に浸透させるのがポイントです。
作業工程04
水を含ませませた革にイラストを転写します。鉄筆などでイラストをなぞります、水を含んだ革わ柔らかく、しっかりと跡が付きます。力を入れ過ぎてペーパーを破かないように。全てを写し取ります。
作業工程05
水を含ませませた革にイラストを転写しおえたら原画をチェックし写し漏れが無いか確認します。
作業工程06
転写したイラストをカービング専用のスーべるカッターで切り込みを入れます。結構力が要ります。滑らかにラインに沿って切るようになるまでには熟練が必要ですが、多少のギザは味という事で・・
作業工程07
スーべるカッターで切り込みを入れたところを刻印で打ち込んで凹凸を出していきます。アウトラインをべべラ刻印で打ち込み細部は別の刻印を駆使してイラストを完成させます。詳細な技法は教室で教えております。
作業工程08
アウトラインをべべラ刻印で打ち込み細部は別の刻印を駆使してイラストを完成させました。
打ち忘れが無いかチェックしたらカービングは完成です。納得いくまで刻印を打つ事。
作業工程09
完成したカービングに着色を施します。
革専用液体染料を筆で塗りこんでいきます。薄く塗りたい所は染料を薄め色のメリハリ・明暗を出します。
作業工程10
着色完成しました。着色完成にはレザーコートを施し仕上げます。
最後に全体にレザーオイルを塗り完成です。程よい艶と光沢がいい感じです。
作業完成
タトゥーカービング完成。各パーツを縫い合わせて製品も完成です。